『100回泣くこと』 小学館 著:中村航
当たり前に続くと思っていたことが永遠ではないという寂しさ。
コレは私が買ったのではなく旦那が買った本。
ずいぶんと、旦那の好みから外れた本のような気もするけど^^
どんな気分で購入したのか、心のなかはわからない。。。
結婚を意識した2人の男女が結婚の練習と称して同居することにする。
プロポーズは彼の家のベランダでバイクの部品を磨いている時
その記念日、彼が月を覚え彼女が日にちを覚える。
そんな仲のいい2人がプロポーズのあと七夕の日に生活を共にし始めて
その年の12月、体調が悪いと彼女が言い出す。
一向に回復しない彼女は実家で静養することに。
そして、重大な病気が発覚する。
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私自身、生に執着があるかといえば、『そうでもないよ』と思うけど
実際はそんなに潔くもないだろう。
『人間失格』ばりに恥の多い人生を過ごしてきた私は、
出来るならばある程度は人生の後始末をする時間がほしいと思ったりする。
まあ、こんないい加減な人間を神様も
そうそう側においておきたくもないだろうから
そんなに早く呼ばれたりはしないだろうけど。
こういう本を読む度に、
やっぱり人間『明日死ぬかもしれない』と思って生活しなくてはいけないなと
反省するのだが、数日過ぎると
まったくその気持ちが薄れていることに自分でも呆れるが、
まあ、ぼちぼちやっていきますよ。
あんまり早く身支度をして何かあったら、
『やっぱり虫が知らせたのかね?』
などと言われてしまいそうだから。
今日は昨日とうって変わっていいお天気。
風邪は強いけどいいお掃除日和です。
あぁ~~結局最後はそこに行き着きますか(^ー^;)